Blue Snowball Gloss Blackについて
本体をキュートな球形のデザインでまとめた事で人気のBlueのマイク、Snowballシリーズ。商品名のSnowball通り、Whiteのモデルに続き、多様なカラー展開が行われていますが、今回紹介するGloss Blackは、混じりけのない黒色。
このモデルに関しては、付属の小型スタンドも同系の黒色を用意していますので、スタンドに立てた姿もスタイリッシュです。
Snowballの特徴の1つは、何よりもそのキュートなデザイン。
ちょうど両手に収まるような大きさの球形の本体は、無骨な録音機器のイメージを一変させました。
接続機器はUSBコード1本のみ、それでマイクとパソコンをつなぐだけ。
後はパソコンが外部機器としてSnowballを認識したら、もう使えるようになります。
ソフトも特別なものは必要ありません。
市販のどんなソフトでもほとんど使用可能です。
Snowballなら、必要なのは手持ちのパソコンだけ。
他には何も買い足す必要はありません。
録音範囲の変更が可能
こんなに簡単に使えるのに、その性能は、プロ仕様の本格的なコンデンサーマイクに迫っています。
Blueの誇るコンデンサーマイクカプセルの技術は、録音時に生じる、マイク自体のホワイトノイズがほとんどなく、すっきりした音が楽しめます。
さらに録音範囲を、用途によって三段階に変えることもできます。
第1のモードは全方位。
マイクの周りほぼ360度からまんべんなく音を拾います。
複数人のバンドメンバーによる音楽録音では、その真ん中にSnowballを置くことで、どの演奏も均等に録音できます。
また、電話会議、ポッドキャストなど、録音されている場所の雰囲気をそのまま再現したいときの録音にも向いています。
第2のモードはカーディオイドモード。
ナレーションや朗読、ポッドキャスト、単独の楽器演奏などの録音に最適です。
広い範囲の音ではなく、狙った正面の音だけを拾うことで、余計な雑音をシャットアウトすることができます。
第3のモードは-10BDパット付きカーディオイドモード。
カーディオイドモードを10BD感度を下げたモード。
カーディオイドモード同様前方の音だけを拾いますが、音源が大音量の場合、録音時の音に歪みなどを生じさせないために、あえて感度を下げて録音します。
Snowballは、価格も安く抑えられています。
通販サイトなどで調べれば、1万円前後の価格で見つけることができるでしょう。
これは低価格のトイマイクよりは高価格ですが、本格的なマイクよりはかなり押さえられた価格です。
しかも性能は、既に述べたように、トイマイクとは比べものになりませんから、絶対にお買い得です。
パソコン以外特別の機器を持たない音楽初心者の宅録、電話会議、本の朗読など、あまりお金をかけたくないけれども、本格的な録音をしたいとき、是非おすすめのマイクです。
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