SENNHEISER(ゼンハイザー)は、ドイツの音響機器メーカーで映画製作や音楽製作の現場などのプロフェッショナル用途に多く用いられることが多いメーカーです。
そのSENNHEISERから販売されているSKM2000BK-Jは、2010年に登場したワイヤレスマイクで最大39chに対応し、赤外線通信を利用して簡単にセッティングができます。
受信機であるEM 2050-Jとセットで使えば、AX/A/B帯の周波数帯を1台でカバーできる上に周波数スキャン機能で、既に使用されている周波数を調べて、使用可能な周波数を見つけてくれます。
また、ネットワークに接続することでパソコンから動作状況をモニタリングすることもできます。
この「2000」シリーズは、コンサート会場やイベント会場などで使用されることを想定しており、電波の到達距離は150mになるので広い会場でも安心して使うことができます。
また、ワイヤレスマイクの欠点として、レスポンスがやや遅く、ミュージシャンなどのアーティストからは敬遠されがちでしたが、このシリーズではスムーズなレスポンスを実現させ、その欠点を解消しています。
使用する電源は単3アルカリ乾電池2本で動作します。
重量は450gと少々重めになっていますが、それがかえって安定感を生み出しており好評を得ています。
マイクカプセルは別売りとなっていますが、3種類をラインナップしているので、お好みで選択できます。
マイクカプセルは工具なしでも簡単に取り付けられるので、プロフェッショナル仕様でありながら、不慣れな人でも簡単に安心して取り扱うことができるようになっています。
SKM2000BK-Jはセミプロ向けの製品となっていると言えるでしょう。
安定したサウンドを求めるならば、必須のアイテムとなること間違いなしです。
価格は、およそ10万円前後が相場となっています。