マイクの指向性の種類を理解して、マイクの運用に役立てよう!

指向性
スポンサーリンク

マイクにはさまざまな種類があります。

それぞれの特徴を理解し、用途によってマイクを使い分ける必要がありますが、中でも指向性はマイクを使用する時に必ず意識しなければなりません。

マイクの指向性は主に「指向性マイク」と「無指向性マイク」の2種類に分けられます。

どちらの方が優れているという訳ではなく、状況に応じてこれらを使い分ける必要があります。

指向性の種類によって得られる効果をしっかり理解し、マイクの運用に役立てていきましょう。

スポンサーリンク

マイクの指向性にはどんな種類があるのか

指向性には「指向性マイク」と「無指向性マイク」の二つがありますが、その中でも指向性マイクは、カーディオイド, サブカーディオイド, スーパーカーディオイド, ハイパーカーディオイド, 双指向性の5つに分類することができます。

それぞれ集音できる角度や特性が違っているので、用途に応じて使い分ける必要があります。

まずは指向性と無指向性について説明していきましょう。

指向性マイクとは、集音できる方向や角度が決まっているマイクを指します。

基本的に指向性マイクは正面からの音を一番よく拾いますが、その種類によって横に大きく集音範囲を持つもの(サブカーディオイド)や正面からの音と同じくらい背面からの音を拾うことのできるもの(双方向性)までさまざまです。

一方、無指向性マイクは全ての方向からの音を、同じ感度で集音することができます。

マイクの集音範囲や角度を意識する必要がないので便利な反面、不必要な音を拾ってしまうことでハウリングと呼ばれるフィードバック現象を起こす危険も伴いますので取り扱いには注意が必要です。

スポンサーリンク

指向性マイクの特徴と使い分け

指向性マイクはうまく狙いを定めることができれば、余分な音を集音せず必要な音のみを抽出することができるので、楽器同士が隣り合って配置されているライブやレコーディングのような現場で効果を発揮します。

指向性マイクには近接効果と呼ばれる、音源がマイクに近づくほど低域が強くなるという特徴があります。

これは無指向性マイクにはない特徴で、一見デメリットに感じられるかもしれませんが、うまく利用することもできます。

例えばボーカルマイクとして使う場合はマイクに近づくことで低音のしっかりした力強いサウンドになりますし、マイクから離れることで高域にフォーカスしたサウンドになります。

他にも例として、楽器のマイキング時に楽器とマイクの距離を変えて低音の量をコントロールすることで、音響コンソールで余分に手を加えずとも理想のサウンドに近づけることができます。

音響コンソールでの音質のコントロールはサウンドが劣化する原因にもなるので、一流のエンジニアは近接効果をうまく利用してマイキングを施します。

指向性マイクは、会議やカンファレンスなどの現場においても活躍します。

会議室やホールの余分な残響を拾うことが少ないので、明瞭度が高く質の高い音を会場に届けることができるのです。

ただしこの場合は話者がしっかりマイクの正面で話してくれることが前提になります。

さら指向性マイクは特定の範囲しか集音しないため、無指向性マイクに比べてハウリングのリスクを減らすこともできます。

スポンサーリンク

無指向性マイクの特徴と使い分け

無指向性マイクは音楽のレコーディングやライブの場合、ドラムセットの上に立てて全体の空気感を録るのに使われます。

先ほど会議の現場で指向性マイクが使われると言いましたが、無指向性マイクが使われることもあります。

これは話者がある程度マイクから離れていたり、マイクの向きを特に意識していなくても集音が容易なためです。

演劇などの舞台においては「バウンダリーマイク」と呼ばれる無指向性マイクが使われることがありますが、これは薄型でパッと見てもマイクと分からないような平らなマイクで、床に置くことで舞台全体の音を拾うことができます。

二次反射という壁や床などからの跳ね返りの音に強いのも、バウンダリーマイクの特徴の一つです。

小さな会議などならバウンダリーマイクを部屋の中央に設置することで、加者ごとにマイクを準備する必要がなくなり、より簡単にマイクを使った会議を行うことができ、コストも削減できます。

最近の会議用バウンダリーマイクは部屋鳴りに合わせて自動で音を調整したり、不要なノイズをカットしてくれる機種もあるので、音響知識が無い方でも簡単に扱えるようになっていて大変便利です。

スポンサーリンク

まとめ

いかがでしたでしょう。

一口にマイクと言ってもいろんな種類がありますし、中には指向性をスイッチで切り替えられるタイプまで存在します。

マイクの特性を理解していないと雑音の入って聞き取りにくい音になったりハウリングを起こしたりしますので、マイクを使用する際は「指向性」を正しく理解して運用するようにしましょう。

指向性
スポンサーリンク
マイクガイドをフォローする
スポンサーリンク
マイクガイド

コメント