BEHRINGERは、「性能は倍に、価格は半分に」をモットーとした音響機器メーカーで、日本の正規取扱店は極めて少ないですが、その品質はドイツで設立された企業だけあってかなり高いものとなっています。
そのBEHRINGERから販売されているコンデンサーマイク「C-1」は、エントリークラスのコンデンサーマイクで市場価格も5,000円前後となっており、非常に安価なので、コンデンサーマイクを初めて使用する人でもお試しとして購入する目的の人でも、安心して手を出せるでしょう。
単一指向性としては収音範囲が広く、周辺の音をかなり拾ってしまいますが、コストパフォーマンスを考えると妥当と言えます。
電源はファンタム電源で36Vから48Vで動作して、電源を入れるとマイクのLEDが点灯されます。
コネクタ部分はXLRとなっており、金メッキが施されることでノイズ軽減を図っています。
BEHRINGER C-1はアコースティックやエレキ、ヴォーカル、ドラムの収音用として、ライブ、レコーディングで最高のパフォーマンスを発揮します。
感度が良いので、センシティブなサウンドの収音に最適です。
収音範囲の広さからコーラス用のマイクとして使用することをお勧めします。
デメリットとしては、あまりに繊細な音でも拾ってしまうので、ヴォーカルの粗まで収音されてしまいがちな点ですが、設置を工夫することでクリアできますし、コストパフォーマンスを考えるとこれ以上のものはほとんど無いでしょう。
環境によっては、ホワイトノイズが気になる場合もあるようですが、大抵のケースではミキシングの時に修正が可能なレベルに収まっているようで、評判もかなり高い機種となっています。
特に初めて宅録する人からの評価が大変に良く、その品質の高さを保証してくれています。