BLUEのSpark Digitalは、XLRタイプで人気のSparkと同じく独自のスタジオコンデンサーカプセルを搭載しているUSBタイプのコンデンサーマイクです。
BLUEのマイクはデザイン性に優れているため人気が高いですが、デザインだけでなく高音質で録音と品質も高いです。
このSpark Digitalもボーカル、楽器、ポッドキャストなど幅広い分野に実力を発揮します。
BLUE Spark Digitalのマイクの特徴
BLUEのSpark Digitalには、大きく4つの特徴があります。
iPhone、iPadのiOSデバイスのLightning接続できる
Spark DigitalはUSBコンデンサーマイクという種類になり、PCなどのUSB端子に繋ぐだけで簡単に音声入力することができるマイクです。
ただ通常のUSBコンデンサーマイクとは異なり、Spark DigitalはiPhoneやiPad、iPod touchなどのiOSデバイスに直接Lightning端子で接続できるところが大きな特徴です。
さらに、後ほど説明するダイレクトモニタリング機能をiPad接続でも使えるのは、BlueのSpark Digitalだけです。
iPadを使った本格的な録音を目指す人には見逃せないマイクです。
異なる音質を作り出すフォーカスコントロール機能
Spark Digitalには、フォーカスコントロールという機能が付いています。
このフォーカスコントロールはBlue Sparkにも使われている機能で、1本のマイクで2種類の違った音質を作ることができる独自の機能で、音源に合わせて切り替えることができます。
フォーカスコントロールのスイッチを押すとオン/オフを切り替えることができます。
コントロールをオンでは、低音域を鮮明にし、インパクトを与え、暖かみのあるダイレクトなサウンドを作ります。
一方、コントロールオフでは、ディテールを際立たせたクリアな音によって、明るく鮮明なサウンドが作られます。
本体からミュートやマイクのゲイン調整できる
Spark Digitalの本体表面に、ミュートやゲイン調整できるつまみが付いています。
音が大きすぎて割れてしまったり、録音環境の周りでノイズになる音が発生した場合などに、すぐに調整することができます。
通常では、PCやiPadの接続したデバイス上で、わざわざ調整する必要があるため、すぐに設定できなかったりしますが、Spark Digitalのように本体に調整スイッチが付いていると便利です。
モニタリング用のヘッドホン端子搭載
Spark Digitalにはモニタリング用のヘッドホン端子が搭載されており、遅れのないモニタリングを行うことができます。
PCなどの他デバイスからモニタリングを行うと、レイテンシーと呼ばれる少し遅れが発生してしまいます。
特に音楽用としてこのSpark Digitalを使用する際は、このダイレクトモニタリング機能はとても活躍すると思います。