RazerのSeiren Xは、PS4の認定を受けているゲーム実況用に作られたUSBコンデンサーマイクです。
形はコンパクトながらも、明瞭な音声を録音することができるコスパの優れたマイクです。
Razer Seiren Xのマイクの特徴
RazerのSeiren Xのマイクには、大きく5つの特徴があります。
超単一指向性(スーパーカーディオイド)
Seiren Xの指向特性は超単一指向性と呼ばれる種類になっており、音を拾う範囲がとても狭い設計になっています。
マイクから離れている声は拾いづらい仕組みになっており、部屋の中で発生したマウスのクリック音であったり、タイピングの音などを極力抑えることができます。
そのため、ノイズも少なくより自分の声をクリアに入力することができます。
USB接続型のデジタルコンデンサーマイク
Seiren XはUSBコンデンサーマイクという種類で、パソコンなどのUSB端子に直接繋ぐだけで、電源を供給しながら使うことができるデジタルマイクです。
パソコンにマイクを繋ぐときにオーディオインターフェースという機械を通すことがありますが、このSeiren XのようなUSBマイクはその必要がありません。
そのため、非常に使い方が簡単なので、ゲーム実況やYouTube配信など日々使いたい時にとても便利です。
内蔵式ショックマウントで振動から守る
Seiren Xの本体には、ショックマウント機能が内蔵されており、マイクを振動から守っています。
ショックマウントは別で購入するマイクも多く、様々な振動によるノイズを防ぐことができるもので、音楽などの録音では必須のアイテムになります。
その機能がSeiren Xには内蔵されているので、よりノイズが発生しにくい仕組みになっています。
ミュートやゲイン調整機能付き
Seiren Xの表面には、音を一時的に止めてくれるミュートボタンや音量を変えられるゲイン調整のつまみが付いています。
接続したパソコンやPS4などでもミュートや音量調整はできますが、わざわざ画面上で操作する必要があり手間がかかります。
Seiren Xのようにマイク本体に付いていると、画面を開く必要が無くすぐに設定することができ便利です。
ダイレクトモニタリング機能実装
Seiren Xで入力した音声をすぐにイヤホンやヘッドホンで聞くことができるダイレクトモニタリング機能も搭載しています。
入力している音声を聞く場合に、パソコンなどを通してから聞くと、実際に入力している音と比べて少し遅れて聞こえてきてしまうことがあります。
この遅れをレイテンシーと呼びますが、Seiren Xにはダイレクトモニタリングでマイクから直接モニタリングすることができるため、レイテンシーが発生せずリアルの音声をそのまま聞くことができます。