MXLのMXL-V67Gはボーカル収録をメインに想定して設計されているので、癖のないナチュラルな音質で中域から高域までをしっかりと録ってくれます。
高音域の主張が激しくないため、女性ボーカルの方にお勧めのマイクとなっていますが、もちろん男性の方が使っても問題ありません。
またボーカル以外でもアコースティックギターやバイオリンなどの録音にも適しており、低価格ながらソースを選ばず録音できることが最大の魅力です。
指向性の切り替えやパッドのスイッチなどが付いていないので、コンデンサーマイクの扱いに慣れていない方でも扱いやすい仕様になっており、初心者の方はゲインとマイクの位置にだけ気を付けていればいいでしょう。
細かい調整はDAW、MTR側等の入力でも可能になっているのでそちらで調整していきましょう。
デザインもゴールドとグリーンの派手目な配色になっておりお洒落です。
普通のデザインに物足りなさを感じていた方には、もってこいのマイクになっています。
また現在では色違いのV67G-HEが販売されており、グリーンの見た目からシルバーのシンプルなデザインに生まれ変わりました。
V67Gと性能に差はなく、金属製ポップガードをはじめとした充実したオプションがセットになっているので、派手な見た目にこだわりがなければV67G-HEを購入した方が良いです。
MXL-V67Gは初心者だけに限らず、中級者以上の方にも愛用され長く使えるコンデンサーマイクとして愛されています。
また一万円前後というコストパフォーマンスの良さから、予備としての備えはもちろん、2本での録音など使い方もでき収録の幅を広げてくれるでしょう。
自宅でボーカル録音を考えてる方にとってコンデンサーマイクは必需品といえるでしょう。
しかし高価なものは収録環境などに左右されることが多く初心者には向いていません。
MXL-V67Gは低価格でありながら高品質を実現し、自宅録音をする分には十分な性能を備えそのポテンシャルの高さは多くの人に評価されています。