※当サイトはプロモーションを含みます。

大切なマイクを保管する方法!湿気や故障から守ろう!

コンデンサーマイクの保管方法マイクコラム

皆さんは、マイクを使った後にどのように保管していますか?

価格帯の安いマイクでしたら、あまり気にせずそのまま出したままという場合も多いと思いますが、ある程度高級なマイクであれば、すぐに故障してしまっても嫌ですよね。

特に、コンデンサーマイクは湿気などに弱く、壊れやすいマイクでもあるため、保管方法はとても重要になります。

このページでは、主にコンデンサーマイクの保管方法と保管に必要な便利グッズをまとめていますので、マイクの保管でお悩みの方は是非参考にしてください。

スポンサーリンク

コンデンサーマイクは保管が重要!

冒頭でも記載しましたが、マイクの中でもコンデンサーマイクは非常に繊細な作りをしています。

コンデンサーマイクは、2枚の金属板から出来ており、音を受けるダイアフラムと呼ばれる振動板が、音の空気振動をキャッチすることで電気信号を発生させて、音声をパソコンなどに入力することができます。

このダイアフラムと呼ばれる金属板は、カビやすく錆びやすい素材で出来ています。

カビてしまうと音質が低下し、ノイズが発生したり、故障に繋がる可能性があります。

そのため、水分には非常に気を付ける必要があり、保管の時に重要なのは湿気を取り除くことになります。

特に、夏場などは湿気が多く注意が必要です。

スポンサーリンク

マイクの保管方法

ここからは、実際にどのようにマイクを保管すればいいか、まとめていきます。

使用後は必ず拭くこと

まず、マイクを使用した後は、必ずクロスなどで拭くようにしましょう。

ボーカル用に使った場合は特にですが、どうしても唾や息などでマイク表面は水分が付いていることが多いです。

そしてそのまま保管してしまうと、いくら周りの環境に湿気が無くても、錆びてしまう可能性が出てきます。

そのため、マイク使用後はクロスで拭く癖を付けておきましょう。

乾燥剤と一緒に保管

保管する際は、乾燥剤と一緒に保管しておくと良いでしょう。

前述の通り、湿気はコンデンサーマイクにとって大敵となりますので、保管容器内の湿気を取り除く必要があります。

乾燥剤とは、良くお菓子や食品に入っている「たべてはいけません」と書かれている袋ですね。

乾燥を防ぐ方法はいくつかありますが、この乾燥剤が最も手軽でポピュラーだと思います。

購入時のケースに入れる

そこまで準備を出来たら、マイクを購入した際に入っていたケースに入れるのが良いかと思います。

ある程度、金額の高いコンデンサーマイクであれば、ハードケースが付いてきていることが多く、そこに乾燥剤と一緒に保管しておくのがベストでしょう。

ただ、密閉度が弱いものもあったり、そもそもハードケースが付いていないコンデンサーマイクもあります。

その場合は、後ほど記載していますが、ジップロックなどで代用するとよいでしょう。

スポンサーリンク

マイクの保管に便利なグッズ

マイクの保管方法が分かったところで、ここからは保管する際に便利なグッズを記載していきます。

防湿庫(デシケーター)

スタジオやライブハウスなどが対象になりますが、複数のマイクを管理するのであれば、マイクの防湿庫であるデシケーターを使うのが良いです。

ほとんどのデシケーターでは、扉部分に湿度計が付いており、常に40%以下を保つように管理されています。

この中でマイクを保管すれば、このページで記載したような乾燥剤やケースなどを用意する必要が無く、湿気を防ぎながら保管することができます。

ただし、金額感は3~5万円以上するものが多く、個人で部屋に置くというよりもレコーディングスタジオなどで導入されていることが多いです。

ジップロック

デシケーターのような保管庫は買えないけど、しっかりと保管したいという方には、手ごろなところではジップロックがおすすめです。

食品などの保管に使うことが多いジップロックですが、カレーなどの水分の多いものを入れても漏れないので、密閉度は非常に高いです。

そのため、ジプロックに乾燥剤と一緒に入れることで、しっかりと湿気を取ってくれるのでおすすめです。

ただし、マイクを入れる必要があるので、少し大きめのジップロックを買うようにしましょう。

なお、密閉できる容器であれば、同じような仕組みで使うことが出来ますので、例えば100均などで売っているタッパーも使えます。

楽器用クロス

マイク用のクロスというのはあまり見かけませんが、ギターやピアノなどの楽器用のクロスも用意しておくと良いでしょう。

使用後のマイク表面に付いた水分や雑菌を拭きとるのが目的で、マイクと一緒にくるんで保管しておけば、毎回拭く癖が付いていくと思います。

もちろん、楽器用でなくても自宅に綺麗なクロスがあるのであれば、それを使っても問題ありません。

シリカゲル(乾燥剤)

湿気を取るために使う乾燥剤であるシリカゲルも忘れずに準備しておきましょう。

百均にも売っているシリカゲルで問題ありません。

ただし、シリカゲルは製造から半年、使い始めてから2~3ヵ月ほどなので、定期的に交換するようにしましょう。

スポンサーリンク

まとめ

このページでは、マイクの中でも特に繊細なコンデンサーマイクに関して、湿気から守る保管方法とグッズを紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?

コンデンサーマイクを保管する上で重要なことは、

  • マイク使用後にクロスで拭く
  • 保管ケース内にシリカゲルを入れておく
  • 密閉されている容器で保管する

になります。

せっかく買ったコンデンサーマイクなので、長く使っていけるように対策をしておきましょう。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!