SHUREはマイク業界の中でも高音質で人気の高いメーカーで、MOTIV MV5はUSBで簡単に接続できるコンデンサーマイクです。
独自のShurePlus MOTIVオーディオアプリを活用して録音することで、より高レベルの音源を作ることができます。
パソコンだけでなくLightning端子にも繋げることが出来るので、iPhoneを使った録音にも対応しています。
SHURE MV5のマイクの特徴
SHUREのMOTIVシリーズMV5のマイクには、大きく3つの特徴があります。
USBやLightning端子に接続するだけで使い方が簡単
MV5はUSBコンデンサーマイクという種類で、パソコンなどのUSB端子に繋ぐだけで音声入力を行うことができます。
通常、パソコンを使って音声を録音するときは、オーディオインターフェースと呼ばれる機械を通してマイクを繋ぐ必要があります。
しかし、MV5はUSB端子にケーブルで繋ぐだけで使うことが出来るので、誰でも簡単に使うことができます。
また、MV5はiPhoneやiPadなどのLightning端子にも接続することが出来るので、スマホを使っての動画撮影や歌ってみた録音などにも使うことができます。
なお、iOSデバイスの場合は専用アプリをインストールして使う必要があります。
ボーカルや楽器に合わせた3種類のプリセットモード
MV5には3種類のDSPプリセットモードを搭載しており、ボイス・フラット・楽器の3つの種類を選ぶことができます。
録音状況に合わせて等化と圧縮の設定を最適化できる機能で、その音声に合わせてイコライザーやコンプレッサーを働かせることができます。
音声編集ソフトなどで行うことも出来ますが、初めてマイクを使うなど初心者の方にはとても便利な機能です。
遅れの生じないリアルタイムモニタリング機能
MV5の本体にはイヤホンジャックが搭載されており、イヤホンやヘッドホンを挿すことでマイクで拾った音を直接聞くことが出来ます。
モニタリングと呼ばれる機能になりますが、パソコンなどを介してモニタリングを行うと音が遅れて聞こえてきてしまいます。
しかし、MV5のようにマイクから直接モニタリングできると、遅れが生じずリアルタイムな音を聞きながら音声入力することができます。
SHURE MV5とMV5Cの違い
SHUREのMV5と同じようなマイクとして、MV5Cが発売されています。
見た目もそっくりなマイクですが、MV5は音楽レコーディング用、MV5Cはオンライン会議用となっています。
大きく違う点は、以下の「接続できる端子」と「DSPプリセットモード」の2点になります。
接続できる端子が異なる
MV5もMV5Cも同じUSBコンデンサーマイクですが、接続できる端子が異なっています。
MV5 :USB Type-A、Lightning
MV5C:USB Type-A、USB Type-C
特に、MV5はiPhoneなどのiOSデバイスに搭載されているLightning端子にも対応していますが、MV5CはUSB Type-AもしくはType-CのパソコンもしくはMacデバイスにだけ接続できる仕組みになっています。
そのためiPhoneでマイクを使いたいという場合は、MV5のみになります。
DSPプリセットモードが異なる
MV5もMV5Cのどちらも自動的にイコライザーやコンプレッサーが働くDSPプリセットモードを搭載していますが、それぞれ選択できるモードが異なっています。
MV5 :ボイス・フラット・楽器
MV5C:フラット・スピーチ
MV5Cはのスピーチは、声の明瞭さと豊かさを強調するようなプリセットになっているので、自宅でのオンライン会議やテレワークに向いています。
一方のMV5は、ボーカルに繊細なイコライジングをしたり、楽器の自然なサウンドとするイコライザーが働くため、楽器のレコーディングに向いています。