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USBマイクの端子による違いとUSBハブを使ったデメリット

マイクコラム

YouTuberやストリーミング配信などで、最近使われることが増えてきたのがUSBマイクです。

パソコンやスマホなどのUSB端子に繋ぐだけで、手軽に使うことが出来るので人気が高まっています。

USBの端子も様々なものがありますので、このページではUSBマイクに使われやすい端子の種類とその違い、またUSB端子が足りないときに使うUSBハブでマイクを繋いだ時のデメリットについて、まとめていきます。

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USBマイクとは?

USBマイクとは、パソコンなどにあるUSB端子を利用してUSB接続で使用するマイクのことです。

自分で撮った動画をパソコンで編集しながらナレーションを入れたり、実況動画を投稿する際の音声をとるのに使います。

USBマイクを周辺機器(サウンドデバイス)として認識させるため、パソコン側の設定を少し変える必要がありますが、3.5mmステレオミニプラグマイクに比べて、ノイズが入りにくいです。

USBマイクは、ほとんどの場合でUSBコンデンサーマイクで、手軽に使える上で感度も良好なため、人気が高いマイクです。

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USBマイクの端子について

ここからは、USBマイクでよく使われているUSB端子の種類についてまとめていきます。

USBマイクの端子の種類

USBマイクで使われることが多い端子は、

  • USB Type-A
  • USB Type-C
  • Lightning

の3種類です。

USB Type-A(パソコン用)

USB Type-Aは、Windows搭載のパソコンでほとんど付いているUSB端子です。

USBと言えば、一般的にこのUSB Type-Aを指していることが多いです。

また、USBマイクでも使われることが一番多いタイプで、パソコンでマイクを使いたい場合はUSB Type-A端子の一択になると思います。

USB Type-C(スマホ,Mac用)

次に使われることが多いのが、スマホではおなじみのUSB Type-C端子です。

スマホ対応されたUSBマイクでは、USB Type-Cのケーブルが付属していることが多いです。

また、スマホだけでなくMacやパソコンにも搭載されていることがあるUSB端子です。

Lightning(iPhone,iPad用)

iPhoneやiPadではLightning端子が付いており、こちらもUSB端子の種類の一つになります。

USBマイクでも、スマホ用とiPhone用が分かれており、iPhone対応のマイクではこのLightning端子が使われていることが多いです。

どのUSB端子を選ぶのが良い?

USB端子はあくまでも接続する機器が対応しているかどうかで決まるため、USBマイクを選ぶ際はそのマイクを使いたい機器の端子にあっているか、しっかりと確認するようにしましょう。

また、USB端子が合っていても、デバイスが対応されていないことがあります。

パソコンではこのような問題は発生しませんが、特にスマホ用のUSB Type-CはAndroidのバージョンや機種によって異なり、特定のアプリでは使えないなどの症状が発生しやすいです。

スマホ対応のUSBマイクでは、公式サイトなどで適合機種などが記載されている場合がありますので、その機種に自分の所有しているスマホが対応しているか、確認しておきましょう。

USB規格による違い

USBには端子だけでなく、USB規格による違いもあります。

主に転送速度が違うのですが、

  • USB 1.1
  • USB 2.0
  • USB 3.0
  • USB 3.1

と4種類あり、下にいけばいくほど転送速度が早く、より高速でデータを動かすことができます。

USBマイクも拾った音を、電気信号としてケーブルから転送されていますので、良い規格ほど早く処理することができます。

ただし、USBマイクがUSB3.0の規格であっても、接続するパソコンがUSB2.0の規格の端子であれば、互換性はあるためマイクは使えますが、転送速度はUSB2.0と同じものになります。

そのため、USBマイクを選ぶ際はそこまで気にしなくても良いですが、USB 1.1などは少々古いため、USB2.0以上の規格を選んでいくのが良いかと思います。

なお、USB 2.0はソケットの色が白や黒ですが、USB 3.0からは青色になっているので、どの規格か分からない場合の参考にしてみてください。

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USBハブで繋ぐとノイズ発生要因になる

ここまで、USBマイクの端子の種類についてまとめていきましたが、パソコンではマイク以外にもマウスやキーボードなどUSB端子に接続する機器は多いものです。

もし、USB端子の数が無くなってきてしまった場合に、USBハブというものを使って、1つのUSB端子を2つや3つに分配して使うことができます。

USB端子の数が少ないパソコンでは、とても便利なものになりますが、USBハブを使ってUSBマイクを繋ぐことはあまり推奨出来ません。

なぜなら、USBマイクはあくまでパソコン本体との直接接続を前提に作られているので、USBハブを間に挟むと、ノイズや音ずれなどの不具合が生じやすくなります。

そのため、USBハブを使うときはマイク以外の機器を接続して、USBマイクは出来るだけパソコン本体のUSB端子に直接繋ぐようにしましょう。

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おすすめのUSBマイク

最後におすすめのUSBマイクを紹介していきます。

USB Type-AならAT2020USB+

パソコンにUSBで繋いでマイクを使いたいなら、audio technicaのAT2020USB+がおすすめです。

audio technicaはマイクの中でも人気の高いメーカーですが、その中でも高品質なAT2020のUSB Type-AのマイクがAT2020USB+です。

単一指向性で周波数特性が20Hz~20,000Hzと幅広く、2万円以下ながらクリアな音声を録ることができるマイクです。

USB Type-CならSR-MV2000

スマホでも本格的なマイクを使用したいという場合には、SaramonicのSR-MV2000はおすすめできるマイクのひとつです。

SR-MV2000は、ドイツで毎年決められるiFデザイン賞に選ばれたことのあるUSBマイクです。

小型ながら高音質で、様々なデバイスと互換性がある人気の高いコンデンサーマイクで、自宅からのライブ配信やゲーム実況、ビデオ通話などの用途にぴったりのマイクです。

iPhone用ならMV5

iPhone用のマイクであれば、マイク業界の中でも高音質で人気の高いSHUREから発売されているMOTIV MV5がおすすめです。

MV5は3種類のDSPプリセットモードを搭載しており、ボイス・フラット・楽器の3つの種類を選ぶことができる高機能マイクです。

また、接続端子はUSB Type-AとLightningに対応しており、iPhoneだけでなくパソコンでも使えるので、使い勝手の良いマイクです。

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まとめ

このページでは、USBマイクに使われているUSB端子について紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?

USBマイクを選ぶ際に、接続したい機器の端子と合っているかどうかはもちろんのこと、USBハブなどを使わずに直接繋ぐことを意識しておきましょう。

また、USB端子以外にもマイクには様々な端子があるので、端子でお困りの場合は以下のページも参考にしてください。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!