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おすすめのギター用マイク4選!選び方やマイク録りの位置も紹介

おすすめのギター用マイク マイクコラム

ライブやレコーディングなどでギターの音を拾う場合も、当然マイクは必要になってきます。

ギターと一言で言っても、様々な種類がありますが、特にアコースティックギター(アコギ)は音がボディ内で大きく響くこともあり、マイク選びからマイキングが非常に難しいです。

また、自分が狙いたい音を拾っているつもりが、上手くいかないということも多いです。

このページでは、ギターの中でもアコギ用のマイクについて、どのように選ぶべきか、またマイク録りの位置からおすすめのマイクまでをまとめていきます。

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ギター用のマイクの選び方

まずは、ギター用のマイクの選び方について紹介していきます。

ピックアップ?マイク録り?

ギターの音を拾う方法として、直接マイク録りする方法と、ピックアップで音を拾う2つに大きく分かれます。

直接マイク録りする場合は、アコギのボディ内の響きをナチュラルに捉えることが出来ますが、ギターの前にマイクをセッティングする必要があるため、大きく動けず弾きにくいというデメリットがあります。

一方で、ピックアップの場合は、ギター本体に穴を開けて加工する必要がありますが、ギター自体にマイクをセッティングできるため、演奏時に動いても安定的に音を拾うことができます。

ピックアップとマイク録りのどちらを選ぶかは、好みによるところですが、個人的にはアコギの自然な音を拾わせるなら、マイク録りの方が音の拡がりがあって好きです。

ただし、ライブでマイク録りをしてしまうとマイクの前からは動けなくなってしまうため、ライブではピックアップや装着式のマイクを使い、レコーディングではマイク録りにするといった使い分けが良いかと思います。

レコーディングならコンデンサーマイク

レコーディングでギターの音を拾うのであれば、マイクの種類はコンデンサーマイクを選ぶのが良いです。

マイクには、大きくダイナミックマイクとコンデンサーマイクの2種類がありますが、コンデンサーマイクの方が構造として感度が良いからです。

具体的には、マイクの内部にはダイアフラムと呼ばれる振動版が使われているのですが、この振動版がコンデンサーマイクの方が薄く軽いため、より些細な音にも振動して音を伝えることができます。

ギターは一音一音をしっかりキャッチすることで、より自然な音を拾うことが出来るため、コンデンサーマイクの方が最適です。

ただし、ライブで使用する際は、コンデンサーマイクだと感度が良すぎて他の音を拾ってしまいノイズになる可能性もあるため、ダイナミックマイクか狭い指向性のマイクを使用するようにしましょう。

指向性は単一指向性が最適

マイクを選ぶ際に重要になってくるポイントのひとつが、指向特性になります。

指向特性とは、マイクのどこからの音を拾いやすくしているか、反対に拾いにくいかを表している特性です。

この指向特性の中で、ギター用のマイクを選ぶなら単一指向性のカーディオイドタイプがおすすめです。

単一指向性とは、マイクの正面からの音を中心に拾ってくるタイプのマイクで、アコギはボディ内で音が拡がってホールから出てくるため、このホール付近の音を単一指向性で拾うことでより綺麗な音を拾いやすくなります。

また、単一指向性では、マイクの反対側の音は拾いにくくなっているため、余計な音が入りにくいです。

そのため、ギター用のマイクを選ぶなら単一指向性が最適と言えます。

弾き語りはマイク2本がおすすめ

ギターの音を拾うだけであれば、マイクは1本で問題ありませんが、弾き語りでギターもボーカルも同時に音を拾うのであれば、マイクは2本あった方が良いでしょう。

ある程度感度の高いマイクを使用すれば、マイク1本で拾えなくも無いですが、マイクのセッティングは非常にシビアで、ギターの音が大きくなりすぎてしまうなどバランスが悪くなってしまうことがあります。

また、ボーカルがこもってしまったり、ギターとボーカルの音が重なると聞こえにくくなったりと、なかなか納得いかないことがあります。

ただ、マイクが2本あれば、ギターもボーカルもそれぞれで最適なマイキングを行うことができ、またミキシングの際に音量調整も簡単に行えます。

ボーカル用のマイクも探している方は、以下のページも参考にしてみてください。

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ギターをマイク録りする位置

次に、ギターを直接マイク録りする場合のマイクの位置について、まとめていきます。

ギターからは30cm程度離す

ギターの音をマイクで拾う際に、ギターに近づけすぎずに30cm程度離してマイクをセッティングする方が、より良い音を拾うことができます。

なぜなら、ギターに近ければ近いほど低音域がより強くなるため、少しこもってしまうような音になってしまうことがあるからです。

また、反対に離しすぎると高音域は聞き取りやすくなりますが、低音域が弱くなり音の響きが無い物足りない音になりがちです。

そのため、20~30cm程度離した位置にマイキングするのが、より自然なアコギの音を拾うことができます。

サウンドホールより少しネック側を狙う

アコギの音は、穴のあるサウンドホールから鳴りますが、マイクをこのサウンドホールから少しネック側を狙って拾う方が良いです。

なぜなら、サウンドホール付近は低音域が強すぎてしまい、あまりギターの音を綺麗に拾うことが出来ないからです。

ネック側にマイクをセッティングすることで、低音域の音が弱まり、より自然なギターの音を拾うことができます。

ネック側を狙えば狙うほど、高音域の音が強くなってくるため、実際にマイクで拾われている音を聞きながら、自分が最適と思う部分にマイクをセッティングしましょう。

音を聞きながら角度調整

マイクの位置だけでなく、マイクの向き・角度によっても、拾ってくる音が変わります。

例えば、1弦や2弦といった高音弦を狙えば、高音域が強くなりよりジャリジャリ感が強くなり、反対に5弦や6弦の低音弦を狙えば、低音域が強く音の拡がりをより感じることができます。

最も王道なのは、ネックの中心辺りを狙うことでバランスの良い音を拾うことができますが、その曲調や拾いたい音に合わせて変化させていくことで、より音を楽しむことができます。

好みにも寄りますので、マイクで拾っている音を聞きながら、微調整して自分が良いと思う角度を決めていきましょう。

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おすすめのギター用マイク4選

ここまで、ギター用のマイクの選び方から、マイク録りする際のマイキングについてまとめていきました。

ここからは、おすすめのギター用のマイクについて紹介していきます。

audio technica / AT4040

ラージダイアフラムタイプでおすすめのコンデンサーマイクが、audio technicaのAT4040です。

非常に感度の高いマイクで、ボーカルはもちろん、アコギなどのギターの音も非常にナチュラルに拾ってきます。

フラットに音を拾ってくれるため、ギターには非常に相性が良いマイクと言えます。

また、最大入力音圧レベルも145dBと高く、様々なシーンで使うことができるマイクです。

AKG / C451B

スティック型のコンデンサーマイクでおすすめなのが、AKGのC451Bです。

周波数特性で10kHzの高音域にピークを持ってきているため、アコギの音を拾うマイクとして非常に人気が高いです。

主に楽器用のマイクで、最大音圧レベルも135dBと高く、アコギ以外にもシンバルやハイハットなどの録音にも十分使うことができます。

また、PADスイッチやローカットスイッチの機能も付いているので、レコーディング用として1本所持しておきたいマイクです。

SHURE / BETA57A

SHUREから発売されている楽器用のダイナミックマイクが、BETA57Aです。

SHUREでも人気の高いSM57のマイクの高音域の抜けを良くしているため、アコギに向いているマイクです。

ボーカルにも向いているマイクなので、この1本だけで様々な使い道に使うことができます。

また、ダイナミックマイクなので、ライブでも活躍しやすいマイクと言えます。

audio technica / ATM350GL

ピックアップのように穴は開けたくないけど、もう少し気軽にギターの音を拾いたいという場合は、audio technicaのATM350GLがおすすめです。

ギターのボディに直接挟みこんでセッティングすることが出来るので、ギターを弾いていてもマイクの位置が気になりません。

マイク自体は、単一指向性のコンデンサーマイクで、非常に明瞭なサウンドで拾ってきます。

レコーディング用というよりは、ライブでアコギの音を拾いたいけど、穴は開けたくないという場合に、重宝できるマイクです。

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まとめ

このページでは、ギターの中でもアコギ用のマイクについて、選び方からマイキング、おすすめマイクまでをまとめていきましたが、いかがでしたでしょうか?

アコギ用のマイクを選ぶ際は、

  • 感度の良いコンデンサーマイク
  • マイク正面からの音を拾う単一指向性

を元に見つけていくのが良いでしょう。

また、ライブで使うのか、レコーディングで使うのか、といった使用用途に合わせて、ピックアップや直接のマイク録りを選んでいく必要があります。

綺麗なアコギの音が拾えるように、少しでもこの記事が参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!