現在、多くのメーカーから多数のレコーディング用マイクが市販されています。
1万円程度から数十万以上の物まで品質や形も多種多様です。
マイクには大きく分けて、ダイナミックとコンデンサーがあり、それぞれ長所、短所がありますが、何をレコーディングするのかでマイクは選ばなければなりません。
レコーディングマイクの使い道
たとえば、アマチュアミュージシャンがヴォーカルのレコーディングをデモテープレベルで行いたいなら、高級なマイクは不要になります。
ただCDなどの制作にまで及ぶのであれば、高価な方が納得いく音を作ることが出来ると思います。
選ぶ際の基準ですが、ますは予算ありきで考えたほうがいいかと思います。
ヴォーカルを録るならマイク1本でいいのですが、もしドラムを録るなら最低6本は必要になります。
仮に予算が十万なら、ヴォーカルは1本にその予算を使ってもいいし、タイプの違う物を2,3本購入してもいいかもしれません。
ただドラムなら、予算内で必要本数を揃えることが不可欠になります。
もちろん予算がある方は、自身が良いと思う物を好きなだけ購入すればいいのですが、なかなか上手くいかないことも多いので、予算を決めてからマイク選びをする必要があります。
プロ志向マイクの難しさ
そして、もう1つ大事なこととしてアマチュアの方は、あまりプロ志向の品を選ばないことも1つ条件として考えられます。
理由として、プロユース専用品はマイクセッティングがとてもシビアで初心者の方には使いこなすことが困難になってしまいます。
設置角度や、距離、その他セッティングがうまくいかないと本来の性能が発揮できず、コンディションが変わると音自体も変わりやすことになってしまいます。
つまり前回のレコーディングと今回で音が違うけど、前回の音にならないというようなことが起きやすいです。
技術と知識がある人には良い道具であるが、そうでない人にとっては使いにくい道具になりかねません。
もちろん、品物によって個性があるので一概には言えないのですが、上記の認識を頭に入れてレコーディング用のマイクを選んでいただきたいと思います。
マイクケーブルもマイクの性能を左右する
またマイクだけでなくマイクケーブルも重要なアイテムとなります。
マイクは高いのに安価なマイクケーブルだと全く性能が発揮されないことが良くあります。
カナレやベルデンなどのケーブルであれば間違いは無いので、マイクを買う際に検討していただければと思います。
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