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有線マイクと無線マイクの違いとは?どっちを使えばいい?

マイクコラム

マイクには実にさまざまな種類があります。

マイクに特別くわしくない人でも、

「ミュージシャンが使っているマイクと、漫才師が使っているマイクは違う。」

「アナウンサーがつけているのはピンマイクだな…。」

といろいろな種類があるのが簡単に想像できると思います。

今回は、その中でも有線マイクと無線マイクの違いや使い方についてご紹介していきます。

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マイクの仕組みは?

マイクの正式名称はマイクロフォンです。

そもそもマイクとはどんな仕組みなのでしょうか?

マイクは、

音を電気信号に変える装置

です。

マイクから入った音は電気信号に変わり、さまざまな機材を電気信号が通り、最終的にスピーカーに到達し、電気信号から音へ変換されて出力されるのです。

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有線マイクの特徴

有線マイクとはその名のとおり、

マイクと機材がケーブル(コード)でつながれているマイクのこと

をいいます。

ケーブルの接続の端子にも種類があります。

マイクに接続するケーブルには、XLR端子という3本の導線がついているケーブルを使います。

一般的に家庭で簡易的なマイクを使うときには、マイク側はXLR端子、機材に接続する部分はフォーン端子であることもありますが、フォーン端子は引っ張っただけでもすぐに抜けてしまうので、ミュージシャン用のマイクやイベント会場ではXLR端子が使われています。

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無線マイクの特徴

無線マイクはワイヤレスマイクといった方が聞きなじみがあるのではないでしょうか。

無線マイクもその名のとおり、

ケーブル(コード)がついていないマイクのこと

をいいます。

繋がっていないのに、どのように音の電気信号を拾っているかというと、電波や赤外線で機材まで飛ばしているんです。

無線マイクは、ケーブルがついていないので、行動範囲が広がります。

といっても電波の届かないところにいってしまうと音が途切れてしまいますが…。

無線マイクは、ケーブルに引っかかってしまった、絡まってしまったなんてこともないので、動き回るときは便利なんです。


ピンマイクも無線マイクの一種です。

ピンマイクは両手が自由に使えるというメリットがあります。

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有線マイクと無線マイクの違い

有線マイクと無線マイクの違いは、ずばりケーブルがあるかないかの違いです。

有線マイクは機材とケーブルでつながっていますが、無線マイクは機材と電波でつながっていますので、ケーブルがありません。

それではどのように選ぶのが良いのでしょうか?

有線マイクと無線マイクの選び方は?

有線マイクと無線マイクは用途に合わせて選びましょう。

基本的には、確実にきれいな音をひろいたい場合は有線マイク、広い範囲を動き回るのであれば無線マイクがいいでしょう。

有線マイクのメリット

有線マイクのメリットは、とにかく音質がいいことです。

そのため有線マイクしか使わないミュージシャンもいますし、レコーディングは必ずといっていいほど有線マイクが使われています。

そしてタイムラグもほとんどありません。

あまり動き回る必要がなく、音にこだわるなら有線マイクがおすすめです。

無線マイクのメリット

一方の無線マイクは、イベント会場でインタビューがあり動き回る、歌いながらダンスを踊るので両手を使うのでマイクが持てないというときにおすすめです。

最近の無線マイクは音質もあがってきています。

「音がきれいになってきているのであれば、無線マイクの方が便利じゃないの?」

と思った人もいるかもしれません。

しかしながら無線マイクならではのデメリットがあります。

無線マイクの注意点

無線マイクには「混信」というリスクがあります。

この世の中には目には見えませんが、電波不足になるくらいたくさんの電波がとんでいます。

そのため、無線マイクは周波数を使用するので、無線マイクの周波数が、テレビやラジオ、無線通信機器、携帯電話などと近いと、その音を拾ってしまう可能性があります。

他の電波を拾ってしまうと、マイクのスイッチを入れるだけでザーザーとノイズのような音がしたり、誰も話していないのに他の声が聞こえたりすることがあります。

近くのイベント会場の無線マイクと周波数が同じで、別の音を拾ってしまっているなんていうことが起こることもあります。

混信してしまったときは、無線マイクの音量を切り、周波数を変更してみましょう。

周波数を変更しても改善されない場合は、有線マイクを使用するなど工夫しましょう。

時と場合によりますが、本来無線マイクを使用する場合だったときは、ケーブルを少し長めにしておくと動けるのでいいかもしれません。


また有線と比べると、電波の送受信をするため、タイムラグも発生してしまいます。

音楽の場合、音のずれは演奏の妨げになりますので注意しましょう。

またピンマイクはテレビで使うような高性能なものは気にならないかもしれませんが、安価なピンマイクの場合、かなり口元に近づけないとうまく音をひろえないこともあるため、マイクをつける位置も重要です。

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おすすめの無線マイク

最後に無線マイクを選ぶ際のおすすめのマイクを2つご紹介いたします。

TOA / WM-1220

TOAから発売されているWM-1220は、ハンド型のワイヤレスマイクで単3形電池1本で駆動できるお手頃なマイクです。

電波の送信形式は2種類の切り替えが可能で、短距離から長距離まで対応していいて、2mW(L)で60m、6mW(H)で100mの電波到達距離となっています。

多チャンネルを同時に使うことから長距離の仕様まで幅広いシチュエーションに対応しているワイヤレスマイクです。

UNI-PEX / WM-3100

UNI-PEXから発売されているWM-3100は、タイピン型のワイヤレスマイクです。

テレビなどでもよく見られるピンマイク型で、本体をポケットやベルトにしまって、襟や服に直接ピンマイクを取り付けて使うことができます。

単三電池1本で約14時間ほど連続使用できるので、非常に長持ちするピンマイクです。

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まとめ

有線マイクと無線マイクは、どちらもメリットとデメリットが存在します。

音を絶対に途切れさせたくない場合は有線マイクの方が安心です。

どちらがよくてどちらがダメといったことはないので、使うシーンに合わせて、マイクの種類を上手に選ぶようにしましょう。