SHUREのMV51はオールメタルで製造されたコンデンサーマイクで、USB端子やLightning端子にケーブルで繋いで使うUSBマイクです。
5種類のプリセットモードを兼ね備えており、音楽レコーディングを手軽に、かつ本気で行うことができます。
また無料のShurePlus MOTIVオーディオアプリを活用することで、さらにプロの音源に近づけることができます。
SHURE MV51のマイクの特徴
SHUREのMV51には、大きく5つの特徴があります。
ケーブルで繋ぐだけのUSBコンデンサーマイク
MV51はUSBコンデンサーマイクという種類のマイクで、パソコンなどのUSB端子に直接繋ぐだけでマイクを使って音声入力することができます。
パソコンなどにコンデンサーマイクを繋ぐ場合は、通常オーディオインターフェースと呼ばれる機械を通す必要がありますが、このMV51はその必要が無く簡単に使うことができます。
またiPhoneなどのiOSデバイスにも、Lightning端子に繋ぐだけで使うことができるので、スマホを使って気楽に撮影に使うこともできます。
なお、iOSデバイスで使う場合は、専用アプリをインストールする必要があります。
ボーカルをはじめ様々な録音環境で使える5種類のDSPプリセットモード
MV51にはDSPプリセットモードと呼ばれる機能が搭載されており、スピーチ、歌声、アコースティック、バンド、フラットの5つから選択することができます。
フラットは本来の音を変えずにそのまま音声入力されますが、その他のモードはそれぞれに合わせてイコライザーやコンプレッサーで音をより自然に、かつ明瞭に変えてくれます。
MV51は音楽レコーディング用に使われることが多いですが、スピーチなどのプリセットを使うことで、オンライン会議などでも最適な音声で相手に届けることが出来るので、様々な用途に使うことができるマイクだと言えます。
マイク本体で調整できる音量とミュートスイッチ
MV51のマイク本体には、入力音量を調整できるゲインつまみとミュートスイッチのボタンが付いています。
どちらもパソコンなどの画面から設定していく必要がありますが、MV51のように本体に調整ボタンが付いていると、マイクだけで設定が完結して手間が省けます。
特にミュートスイッチは、オンライン会議やSkype通話などをしている際に、くしゃみや咳などの突発的な大きなノイズを相手に聞こえなくさせることが出来るので、便利な機能です。
ダイレクトモニタリング機能も搭載
MV51にはダイレクトモニタリング機能が搭載されており、マイクで入力した音を直接イヤホンやヘッドホンで聞くことができます。
パソコンなどのデバイスを介してモニタリングすることも出来るのですが、どうしても音が遅れてしまい、音を聞きながら歌ったりするのは難しいものです。
しかし、MV51のモニタリングはパソコンを介さず、直接マイクで拾った音が聞こえてくるので、遅れもストレスもなくモニタリングすることができます。
安定したマイクスタンド
MV51の本体と同じく、マイクスタンドもオールメタル製で非常に安定感があり、耐久性も高いです。
卓上型のスタンドとして使うことが出来るので、Zoomなどを使ってのテレワークやWeb会議の際も作業の邪魔すること無く、マイクを使うことができます。
また、フロアスタンドにも対応しているので、例えばボーカルや楽器などの録音の際は、より最適なマイキングを行うことができます。