Blue Yetiについて
もし、2万円程度の予算があるなら、本格的な録音を可能とするBlue Yetiはいかがでしょうか。
Blue Yetiは、Blueが提供するコンデンサーマイク。
USB端子によって、パソコンにダイレクトに接続できるから、オーディオインターフェイスを介さずに、雑音を廃したきれいな録音が可能です。
Yetiの特徴は、まず背面にある指向性切り替えつまみで、録音モードを4段階に変更できることでしょう。
「ステレオ」モードは、周辺360度から音をまんべんなく拾う事ができます。
複数メンバーの楽曲演奏、もしくは録音している場所の雰囲気などを記録するには最適です。
「双指向」モードは、対面した双方向の音のみを収録。
1対1でマイクを挟んで向き合った対談の録音などに向いています。
「単一指向」モードは、正面方向からの音だけを拾います。
単独の楽曲録音、朗読、アフレコなどに最適です。
正面以外の余計な音を排除することに向いています。
「無指向」モードは、「ステレオ」と同様に周辺の音をすべて拾いますが、高い声や高音の効いた楽曲の演奏などは、このモードの方がきれいに録音できます。
指向性以外の調整について
背面にはもう1つ、GAIN調整つまみがあります。
これによって楽器など、大音量の録音の時に、音割れ、音のひずみなどを起こさないように、マイクの感度を調整できます。
マイクの底面には、ヘッドホン端子の接続口があって、ここにヘッドホンをつなぐと、録音時にモニターができます。
デジタル録音の場合、パソコン側からのモニターでは、実際に録音している音との間に遅延が生じ、とても使いにくいですけれども、Yetiはマイク本体から直接のモニターなので、こうした遅延はありません。
ヘッドホンのボリュームは、正面のミュートボタンの下のボリュームボタンで調整可能です。
また底面には、USB接続のための接続ジャックがあり、こことパソコンのUSB端子を、付属の3mのUSBコードでつなぎます。
Yetiの特徴には、そのデザインもあります。
くの字を逆にしたような小型スタンドと、マイクロフォン本体を一体化させたときの形は、Blueがホームページで紹介している商品のイメージマスコットである「Yeti」(ヒマラヤに住む未確認動物。
日本で言うところの雪男。
全身を白い毛皮で包んだ猿のような、人間のような存在。
Blueのマスコットキャラは、このYetiを2等親にして、かわいらしいイメージにしたもの)そっくりなキュートなデザイン。
さらにスタンド部分を外せば、市販のマイクスタンドにも取り付け可能ですので、様々なシーンでの活用に対応できます。
Yetiは、既に全米ではその性能に定評があり、人気の商品です。
日本でも本格的な録音を考えている人に広く親しまれています。
同程度の性能を持ったマイクが、一般に高価格であることを考えれば、Blue Yetiは、決して高い買い物ではありません。
You Tubeなどの商品紹介で、一度その音を確かめてみてください。
きっと物欲をがんがん刺激されることでしょう。
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