Yetiは、Blue Microphonesで製造されているUSBコンデンサーマイクです。
USBコンデンサーマイクは、簡単に接続して使える一方で、XLRケーブルやオーディオインターフェイスを通すやり方と比べると、音質は良くないことが多々あります。
しかしながら、このBLUEのYetiは独自開発技術が用いられており、高音質なUSBコンデンサーマイクになっています。
BLUE Yetiのマイクの特徴
BLUEのYetiには大きく4つの特徴があります。
USBケーブルで繋ぐだけの簡単設定コンデンサーマイク
YetiはUSBコンデンサーマイクと呼ばれる分類に入っており、USBケーブルを繋ぐだけでパソコンなどに音声入力することができます。
通常のXLR用のコンデンサーマイクでは、オーディオインターフェイスなどの別機器に繋いで、ファンタム電源を給電しながら音声入力を行う必要があります。
しかし、BLUEのYetiのようなUSBコンデンサーマイクは、オーディオインターフェースは不要で、直接USB端子に繋ぐことでマイクに必要な電源を給電し、パソコンを使って録音するということができます。
独自開発技術により4種類の指向性
Yetiには、Blue Microphonesによる独自開発トリプルカプセル技術が搭載されており、マイクの指向特性を4種類から切り替えて使うことができます。
- 「ステレオ」モード:周辺360度から音をまんべんなく拾う事ができます。複数メンバーの楽曲演奏、もしくは録音している場所の雰囲気などを記録するには最適です。
- 「双指向」モード:対面した双方向の音のみを収録。1対1でマイクを挟んで向き合った対談の録音などに向いています。
- 「単一指向」モード:正面方向からの音だけを拾います。単独の楽曲録音、朗読、アフレコなどに最適で、正面以外の余計な音を排除することに向いています。
- 「無指向」モード:「ステレオ」と同様に周辺の音をすべて拾いますが、高い声や高音の効いた楽曲の演奏などは、このモードの方がきれいに録音できます。
ゲイン調整やミュートボタン付きでノイズ除去も簡単
Yetiのマイクの背面には、入力音量を調整するゲイン調整のつまみと、ミュートボタンが付いています。
USBコンデンサーマイクでは、別機器を挟まないというメリットがありながらも、音量調整などをデバイス側で行わないといけないデメリットがあります。
しかし、このYetiのようにマイク本体に調整つまみが付いていると、音量が大きすぎて音割れや音のひずみが生じてしまっても、すぐに下げることができるので便利です。
またどうしても大きな音が出てしまいそうな状況であれば、ミュートボタンを押すことで入力させないことができるので安心です。
デザインの優れたスタンド付属
Yetiには、本体と一緒に卓上型のマイクスタンドが付属しています。
マイクは手に持って使うこともできますが、マイクスタンドを付けて使うことでより安定した音質で録音することができます。
また、すでに持っているマイクスタンドに付けて使うことも出来ます。