こんばんわ、マイクガイド管理人です。
皆さんはパソコンでskype通話やオンラインゲームなどを使うことはありますか?
僕も最近はskypeをよく使っており、リモートで通話をすることが増えてきました。
そんなときにマイクが必要になってきますよね。
ノートパソコンなどではマイクが内蔵されていることも多いですが、性能があまり高くないことも多いため、頻繁にお使いになるようでしたらやはり別でパソコンマイクを持っておく方が良いでしょう。
そこで今回は、
「パソコンを使ってskypeで会議をしたり、オンラインゲームでコミュニケーションを取ったり実況したりするのにパソコン用のマイクが欲しいんだけど、どのマイクが良いのかが分からない…」
というそんな方に向けて、パソコンマイクにはどんな種類があるのか、どのマイクを選んだ方が良いのかについてご紹介させて頂きます。
パソコン内蔵マイクではなぜダメなのか?
冒頭でもお伝えさせていただきましたが、最近のノートパソコンにはマイクが内臓されていることが多いです。
「私もマイクが内臓されているけど、わざわざ買わなくちゃいけないの??」
それは使い方次第で決まります。
パソコンの内臓マイクは無指向性と呼ばれる指向性を持たないタイプがほとんどです。
指向性に関しては後ほど詳しく紹介しますが、周りの音を幅広く拾ってしまうため、自分の声以外も拾ってしまうことが多いです。
またパソコン内部のファンの音なども拾ってしまい、ノイズが多く音がクリアに拾えません。
僕も会社の自席でノートパソコンの内臓マイクでskypeで会話をしていて最初は問題なかったのですが、段々と周りが騒がしくなってきて先方から
「周りに誰かいらっしゃいますか?ちょっと声が聞き取れず…」
となってしまい、泣く泣く普通に電話したことがあります。
と言っても状況次第のところもあり、以下のような場合であれば内臓マイクでも問題ない場合があります。
- 処理速度の速いノートパソコンを所持
- 静かな環境で使用する場合
それ以外の場合やそもそもデスクトップPCを使う場合は、パソコン用のマイクを準備しておきましょう。
パソコンマイクの選び方
パソコン用のマイクと一言で言っても様々なタイプがありますので、まずはどのようなタイプのマイクがあるのかをお伝えさせて頂きます。
種類
パソコン用のマイクには大きく分けて3つの種類に分かれています。
①自分の口に近いところに小さいクリップで止めて集音できるクリップ型のマイク
②テーブルの上などに置きながら自分の声を集音してくれるスタンド型のマイク
③薄型のフラットタイプで幅広く音を拾うことが出来るフラット型のマイク
それぞれにおいて特徴がありますので、自分の使い方に合わせてどの種類にするか選ぶ必要が出てきます。
クリップ型のマイク
服の首元などに取り付けて使うピンマイクとも呼ばれているタイプです。
テレビのアナウンサーなどでも良く見かけますよね。
身体に身に付けながら使うことが出来ますので、動きながらでも気にせず音を拾うことが出来ます。
そのため長時間での使用を行う可能性のあるオンラインゲームの実況などに使う際にはぴったりなタイプです。
スタンド型のマイク
スタンド型のマイクはテーブルなどの平らな場所において使う棒状に伸びたマイクです。
マイクの性能としては良いものが多いため、skype通話などはとてもクリアに相手方に届けることが出来ます。
ただし持ち運びには不向きですので、立ち上がったり移動しながら使うということには向いていません。
そのため短時間でのskypeでの通話であったり、オンライン英会話などでは活用しやすい種類になります。
フラット型のマイク
会議室などに置いて部屋の中の広範囲に渡って音を拾うことが出来るマイクです。
スタンド型とクリップ型は一人の声を集音するためのものになりますが、このフラット型のタイプは複数の人の声を拾うときに使います。
そのため会社での他支社との会議やリモート会議などに活用されることが多いです。
ただ会議室の大きさによっては1台だけではマイクから離れすぎてしまい拾うことが出来ない人が出てきてしまうため、数台を組み合わせて使うこともあります。
以上の3つがパソコンマイクの大きな種類となってきます。
使い方によって選ぶ種類は分かれてきますが、以下のように覚えておくと間違えない商品選びが出来ると思います。
- オンラインゲームで活用したい⇒クリップ型のマイク
- Skypeで活用したい(主に一人)⇒スタンド型のマイク
- 会議で活用したい⇒フラット型のマイク
指向性
続いてマイクを選ぶうえでもう一つ重要なポイントになるのが、この指向性になります。
指向性とはどの方向から届く音を捉えやすいかによって分類がされています。
このうち、特定の方向からの音を拾いやすいマイクを単一指向性マイク、複数の方向からの音を拾いやすいマイクを無指向性マイク(全指向性マイク)と大きく2種類に分かれています。
単一指向性マイク
特定の方向からの音に対しては拾うことが出来ますが、それ以外の方向からの音はあまり拾わないというのが特徴のマイクです。
周囲が騒がしい場所であっても単一指向性の場合は、クリアに自分の声を拾ってくれます。
その代わりマイクから離れてしまったり違う方向から音を出した場合に拾ってもらえないことがあります。
このような特徴からライブなどでも使われることが多いのがこのマイクです。
無指向性マイク
単一指向性とは逆にあるゆる方向からの音であっても拾うことが出来るのがこの無指向性マイクです。
そのため部屋の中であれば様々な音を拾ってくることが出来ます。
ただし周りが騒がしい場合はその音も拾ってしまい肝心の音を拾うことが出来ない場合がありますので、注意が必要です。
レコーディングなどで部屋の中の響きまで録りたいという場合に使われるタイプのマイクです。
以上の2種類の指向性があり、こちらも最初の種類と同じく使い方に合わせて選ぶ必要がありますので、以下のように覚えておくと良いでしょう。
- 自分もしくはその人の声だけを拾いたい⇒単一指向性マイク
- 多人数や周囲の音を拾いたい⇒無指向性マイク
パソコンとの接続方法
マイクを買ったらパソコンと接続する必要が出てきますが、マイクによって繋ぎ方は異なります。
大きく分けると3つあり、USB接続、ステレオミニプラグでの接続、Bluetoothによるワイヤレス接続です。
USB接続
キーボードやマウスなどUSB接続で繋ぐ機器も多いですが、パソコンマイクもUSBで繋ぐことが出来るものがあります。
最近のパソコンはUSBポートも多くパソコンマイクもこちらの場合が多いのでは無いでしょうか。
特徴としては後ほどご紹介するステレオミニプラグと比べてデジタル形式での接続になりますので、音質はクリアに使うことが出来ます。
ステレオミニプラグでの接続
イヤホンジャックなどと同じ端子を使用した接続です。
このタイプの場合はパソコンのマイク端子に指して使用する形になりますので、もしUSBポートが全て埋まってしまっていても差すことが出来ます。
ただしUSBと異なりアナログ形式での接続のため、ノイズが入ってしまうことがあります。
そのためUSBポートが埋まっていないのであれば、USB接続できるパソコンマイクをおすすめいたします。
ワイヤレス接続
ワイヤレス接続はBluetoothなどを利用したマイクになります。
最近はイヤホンやスピーカーもワイヤレスが増えてきましたが、同じ仕組みでマイクを繋ぐことになります。
ワイヤレスなので無駄なケーブルがなく、特にピンマイクであれば移動しても気になりませんね。
デメリットとしては、Bluetooth接続は場所によってはノイズが発生することがあります。
僕も毎日ワイヤレスイヤホンを使っているのですが、主要な駅になればなるほど回線が飛び回っているので、ノイズが発生してしまいます。
以上がパソコンとの接続の方法でした。
クリアな音が最低条件であればUSBで接続できるパソコンマイクを選んでいただくのが良いかと思います。
ミュート機能
今度はマイクの機能面のお話になりますが、商品によってはミュート機能が付いていることがあります。
ミュート機能はその名の通り、音を拾わなくさせることですが、とても便利な機能です。
会話中などに咳き込んでしまったりしてその音を拾ってしまうと、相手方に不快感を与えてしまいますので、ミュートを使えばそんなことも起きません。
また場合によっては相手に聞かれちゃいけないことを話したいときなどにミュートにして内々で話すことが出来ます。
付いていて越したことはない機能になるでしょう。
おすすめのパソコンマイク
ここまではパソコンマイクを選ぶ上でポイントとなる箇所をお伝えさせていただきましたが、ここからはおすすめのパソコンマイクをご紹介させていただきます。
クリップ型のおすすめマイク
iBUFFALO BSHSM03BK
Wi-Fiルーターなどでお馴染みのバッファロー製のピンマイクです。
先端にウィンドスクリーンが装着されているのが特徴で、直接息がかかって発生するノイズを防ぐことが出来ます。
そのため良く喋ったり興奮してもクリアに音を拾えるので、オンラインゲームの実況にはおすすめのマイクです。
価格帯は1,000円以下とかなり安いながらも、ノイズが少なく高品質ということで人気の商品です。
ただしこの商品、macは非対応になりますので、macで使うマイクを探しているのであれば、別のマイクを見つけましょう。
サンワサプライ MM-MC24
サンワサプライから発売されているクリップ型のマイクです。
先ほどの商品と比べるとピンマイクっぽくないですね。
というのもクリップで洋服に挟む使い方だけでなく、アタッチメントを付けるとテーブルの上に置いたりディスプレイの脇に取り付けることも出来ます。
指向性も無指向性のマイクなので、Skypeを使って数人で会話するという使い方も出来ます。
1つの使い方ではなく、色んな使い方を考えている人であればおすすめのマイクです。
エレコム HS-MC06BK
エレコムの無指向性のクリップ型のマイクです。
無指向性ではありますが、周りの環境音は比較的拾いにくい仕様になっており、声を綺麗に録ってくれます。
クリップを大きく拡げることが出来るため、服の胸元だけに付けるだけでなく、パソコンのモニターや箱などにも付けることができ、スタンドマイク的な使い方も出来るのがこのマイクの特徴です。
クリップ型マイクは無指向性が多くどうしてもノイズが少なからず入ってしまうものですが、このマイクはノイズが少ないため音にこだわりを持つ方にはおすすめのマイクです。
スタンド型のおすすめマイク
XIAOKOA SK30
ゲーム実況だけでなく音楽の録音などにも使えるクリアな音質を求めているなら、このXIAOKOAのスタンドマイクはおすすめです。
全指向性のマイクで音声にとても敏感な作りをしているので、自分の声以外の音を拾いにくくすることが出来ます。
そのためYouTubeなどで歌を歌ったり宅録するのにもってこいなマイクになっています。
またデザインも滑り止め機能が付いていたりブルーのLEDライトが付いたりと使っていてとても満足できるスタンドマイクです。
サンワサプライ MM-MCUSB25
PC用品で有名なサンワサプライから販売されている単一指向性のスタンドマイクです。
単一指向性マイクで、周囲の音を完全にシャットアウトすることが出来るので、Skypeでの会話などで重宝されるマイクになります。
特に最近は音声入力も増えてきましたが、単一指向性ということもあり音声入力にも強いマイクです。
またマイクの入力を一時停止に出来るミュート機能もスタンド部分に付いています。
FIFINE K052
ファイファインと呼ばれるメーカーが発売しているスタンドマイクK052です。
このマイクの特徴はスタンドのアーム部分が二段階で調整することができ、角度も通常のスタンドマイクよりも自由度があります。
そのためライブ配信など色んな角度で声を拾いたいという場合におススメのスタンドマイクになります。
フラット型のおすすめマイク
PLOY 卓上マイク
USB接続を行う全指向性の卓上マイクになります。
内部にエコーを除去する機能とノイズを低減させるチップが埋め込まれており、これにより360°からの音をクリアに録音することが出来ます。
また2つの無指向性カプセルを採用しており、少し離れたところから聞こえる音であってもしっかりと反応して音を拾うことが出来ます。
少し大きめの会議室で行うネット会議でもストレスなく話し合うことが出来るでしょう。
また値段も2,000円前後で安く初めて会議用の卓上マイクを選ぶのであればおすすめです。
eMeet OfficeCore M2
Web会議用に作られたワイヤレスのマイクスピーカーです。
内部には4つの集音マイクを搭載しており、半径10mほどまでの音を録音することが出来る優れたマイクです。
またAI技術が取り込まれており、話した相手の声を自動的に検知できる位置検出機能が備わっています。
ワイヤレス接続ですが、Bluetooth・USB・AUXと接続方法も豊富です。
金額としては2万円以上と少しお高めではありますが、その分付いている機能や質は申し分ありません。
Jabra SPEAK 510
こちらも先ほどと同じくワイヤレススピーカー付きの卓上マイクです。
Bluetooth接続に対応しているマイクなので、PCだけでなくスマホやタブレットなどとも接続を行うことが出来ます。
また回線が繋がりにくい場所ではUSB接続を行うことも出来るので安心です。
重さも200gととても軽い製品なので、出張や移動が多いビジネスマンにおすすめの卓上マイクです。
まとめ
今日はパソコン用のマイクについてご紹介させて頂きました。
パソコン用マイクといっても様々な形状のマイクがあり、また種類やタイプも大きく分かれることが分かったと思います。
マイクの選び方の基本は、誰が良いという商品を買うのではなく、
「自分がそのマイクで何をやりたいのか?」
をしっかりと把握して、その目的にあったマイクを種類や指向性などから選んでいく必要があります。
これからパソコン用のマイクを選ぼうと考えている方は、今回の記事を少しでも参考にして頂けましたら幸いです。
最後までお読み頂きまして誠にありがとうございました!