Blue全体として、個性が強いことで評判のメーカーであり、このマイクもまた例外ではありません。
BLUE Bluebird SLはラージダイアフラムのコンデンサーマイクで、周波数帯域は20Hz〜20kHzまで解像度も高く、コストパフォーマンスに優れたものであると感じます。
またBluebirdは、その名から連想されるようなうっすらとしたスカイブルーのボディと独特のダイアフラム部が、極めて個性的なデザインとなっています。
純正の金属製ポップガードも付属し、マイクスタンドとの相性や、セッティングのしにくさに悩む必要はありません。
逆に言えば、マイク自体の独特な形状、見た目がゆえに、一般的なポップガードのうちいくつかはつけたい角度で付けれないことがしばしばありますので、要注意です。
なお、振動を軽減するショックマウントは台座に直接マイクを設置(ネジ式)するタイプで、その台座自体をゴムで浮かせるような仕様になっています。
台座にはマイクとの接触面にクッションも敷かれているため、十分衝撃音は軽減されています。
宅録や歌ってみたなどを行う方で、音質にこだわろうと一歩上のマイクを考えているなら、選択肢に入れておいて損はありません。