コンデンサーマイクを使って録音をしていると、再生した時にノイズが発生してしまうことがありませんか?
特に、自宅で録音していると、ホワイトノイズと呼ばれる「サー」という音を拾っていることがあります。
ゲーム実況などではそこまで気になりませんが、DTMやボーカル録音している時は非常に気になりますよね。
そこでこのページでは、コンデンサーマイクでノイズが発生してしまう原因6つとそれぞれの対策をまとめていきます。
原因①:パソコン機器から近すぎる
コンデンサーマイクで録音するためにパソコンやMacを使われていると思いますが、マイクとこれらの機器が近すぎると、パソコン内部の音を拾ってしまいます。
コンデンサーマイクは、ダイナミックマイクと比べても感度が高いため、人間があまり気にしていない音も拾ってしまいます。
特に、パソコンデスクに卓上型のスタンドを置いてしまうと、テレワークやゲーム実況では特に気になりませんが、音楽の録音ではパソコンとの距離が近づいてしまうので、ノイズが発生してしまう可能性が高いです。
原因②:エアコンや扇風機が付いている
先ほどのパソコン機器内部の音と似ていますが、エアコンや扇風機、換気扇などの何気ない音もコンデンサーマイクはしっかりと拾ってきます。
特に録音環境では閉めっきりにしていることが多く、夏場はエアコンを付けないと汗だくになってしまいます。
しかし、そのエアコンの音が原因でノイズが発生してしまいます。
原因③:ノイズの発生しやすい接続端子を使用
コンデンサーマイクとパソコンをどのように接続しているか、その接続端子でもノイズが発生するかどうかは大きく変わります。
エレクトレットコンデンサーマイクにも多い3.5mmのミニプラグ端子やUSB端子のマイクなどは、パソコンに直接接続して使いますが、このタイプは「ジー」といったノイズが発生しやすいです。
特に、ミニプラグ端子は少しでも刺さっている向きが変わると、ノイズが発生してしまいます。
原因④:オーディオインターフェースの接続や故障
オーディオインターフェースの接続方法やマイクとの相性、また内部の故障もノイズの発生要因になります。
最近のパソコンでは、USB3.0端子が付いていることがありますが、ほとんどのオーディオインターフェースはUSB2.0の仕様で、USB3.0端子に繋ぐと使用することは出来るのですが、ノイズが発生してしまうことがあります。
また、他にもマイクとオーディオインターフェースの相性であったり、ファンタム電源の不具合が原因でノイズが出てしまうことがあります。
原因⑤:マイクケーブルの性能が低い
マイクケーブルはどれも同じと思われがちですが、質が低いケーブルだとノイズの発生要因になってしまいます。
マイクは高い性能で音を拾っているのに、ケーブルでノイズが発生してしまうのはもったいないですよね。
特に、ファンタム電源はマイクケーブルを伝ってマイクに届いていますので、ケーブルが細いと電気信号が流れにくく、その過程でノイズが発生してしまう可能性があります。
原因⑥:湿気によるマイク自体の故障
コンデンサーマイクにとって、湿気は大敵です。
コンデンサーマイクの中にある振動板にカビやほこりが付いてしまうと、ノイズが発生してしまうだけでなく、音質が低下します。
特に、コンデンサーマイクの内部では電気信号を発生させる仕組みになっているので、水分が中に入ってしまうのは大問題になります。
まとめ
このページでは、コンデンサーマイクでノイズが発生してしまう原因とその対策についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
ノイズ発生の中でも一番多いのが、自宅や部屋の音を拾ってしまうことだと思います。
特に、電子機器の音は本人もあまり気付いていない場合も多いので、少しマイクの位置を変えてみたりして、どうするとノイズが無くなるのかを見つけていくと良いかもしれません。
またポップガードは、自分の息などのノイズを減らすことが出来ておすすめなので、もしまだ使っていない方は探してみてください。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!